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マウスオリンピック

現在ロンドンオリンピックをやっています。連日熱戦が繰り広げられていて普段見ない競技も見ることができるので面白く思います。いわゆるマイナー競技とよばれるものも、それはそれで見ていると面白いものです。昨日行われていたアーチェリー、とてもアスリートとは思えない体格の人が出ていますが、その的を繰り返し射る正確さはやはり並ではありません。 スポーツは基本的に個人個人、あるいはチーム同士が競い合うものですが、その勝敗にことさら国名が強調されるのもオリンピックの特徴です。報道を見ていると表彰式から数日もたってくると誰が優勝したかではなく単なるメダルの数の一つとして報道されるのも気にかかります。 話しは変わりますが、この研究所には世界各地で比較された野生マウスに由来する系統がいます。出身地はカナダ、フランス、デンマーク、ブルガリア、中国、韓国、日本、台湾、タイなどです。こうした野生由来マウス系統の特徴は遺伝的にそれぞれの大きく異なるために、その行動も系統ごとに顕著に違うということです。 もっとも長時間にわたって動き続けるのはデンマークのNJLと韓国のKJRです。メスでは活動量はKJRの方が若干高いので金メダルは韓国、銀メダルはデンマークでしょうか?短距離走ではどうでしょうか?瞬発力があってとても捕まえにくいのは台湾のHMIとカナダのPGN2でしょうか?速さではHMIに軍配が上がるような気がします。金メダルは台湾で銀メダルはカナダにしましょう。ジャンプ力は圧倒的にカナダのPGN2でしょう。通常のコンテナの中では下手をするとジャンプして逃げられそうになることもあります。金メダルはカナダに送りましょう。体操競技があるとすると、やはり一番は伸身月面宙返りのような技をケージの中でやっているNJLがトップでしょう。金はデンマークに。辛さに対する我慢比べではどうでしょうか? ここまででメダルの数は以下のようになります。 デンマーク 金1 銀1 カナダ 金1 銀1 台湾 金1 韓国 金1 まだ日本にメダルがありません。 以前紹介したように、韓国のマウスはKJR系統、SWN系統ともに辛み水溶液をよく飲みます。でも日本のMSMもよく飲みます。もっとも高い濃度の辛み水溶液は、オスで日本がかろうじて金、韓国が銀メダル、メスは韓国が金、日本が銀の引き分けというところです。そん